〔第02回〕1日少しだけでも書いておく

デイリーの中身

記録としての手帳の使い方のおはなしです。

その日の記録として残したいと考えて手帳を始めたかたへ。その日のことをあとから思い出せるよう、1日少しずつでもよいので、書き残すことをおすすめします。「あれもこれも」だと息切れを起こしますので、最低限の項目に絞って書き残すことにしてください。

ただ、そうなると、書き切れなかった手帳の余白が生まれてしまいますが、気にせずそのままにしておきましょう(あとで書き足せる!と考えておけばよいし、余白になってしまったこと自体にも「書けることがなかった」という意味が生まれますので)。

それでは一体何を書けばいいのか?という話になりますが、いろんな切り口があるのではと考えています。たとえばですが、以下のようなことがあるかと思います。

  • 行ったところ。何をしたか。
  • 食べたもの(外食、自宅)
  • 起きた時間、寝た時間。または自身の体調。
  • 仕事した時間(開始、終了時刻)
  • 今日着た服
  • 自分の中で考えたこと、思いついたことなど。
  • 自分の中で思ったこと。感情。
  • 今日の天気、気候(暑い、寒いとか)
  • 今日のニュース、事件
  • SNSで見かけた話題

これらのうち、1つか2つくらいは書ける話題はあると思います。

「1つや2つくらい」とは書きましたが、たまにどうしても何も書けない日が出てきてしまいます。そのときは「書けない」ことを気にせずに、「書けるようなことが何もなかった」と思うとよいです。

実例!

たとえば、ある日の私のデイリーはこんなかんじです。
長年使ってるので、だいぶ項目が多いです。最初からいきなりここまで書かなくても大丈夫です。
デイリーの中身
上記のうち、「どれか1つか2つでも書いておけば思い出せるだろう」というかんじで書いています。
ちなみに最下段の4つの項目ですが、以下のように分けています

  1. 自分の内面(思ったことや考えたことなど)
  2. 自分の周囲の出来事、事象
  3. 自分に関係のある出来事・ニュースなど
  4. 世界で起きた出来事・ニュースなど

内側から外側に向かっていくイメージです。全部が埋まることは稀です。

そして、これらをあとでまとめた「能率手帳ゴールド小型」の中身がこうなります。
能率手帳ゴールド小型の週間ページの中身
諸事情で同じ日付を載せられなかったのですが、いくつかは転記して、いくつかはあとで思い出しながら書いてます。

私の場合、必ず書かれているのが以下の項目です。

  • 今日着た服
  • 出退勤の時間
  • ソシャゲ対戦記録(週3 or イベント期間)

それ以外に、その日を印象づけることでどうしても書きたいことが発生したら書いています。大体、以下のような内容が多いです。

  • その日参加したイベント。出かけた先。
  • 印象に残る買い物
  • SNSで見かけた気になる記事などについて
  • どうしても書き残したい出来事

私の場合、これだけ書き残しておけばあとで大体思い出せるので大丈夫です。